AIMP v3.10 メジャーバージョンがついにリリース
音がいいAIMP3が、ついに、v3.10メジャーバージョンをリリースした。
RC2のリリースから、ほぼ、一ヶ月になるが、予想していた通りの動きをしており、今回のバージョンでは、音質が大幅に改良されている模様だ。
リリースノートは、以下の内容になっているが、今回のリリースでは、イコライザープリセットの追加など、音質にかかわる部分の改良が施されていることがうかがえる内容になった。
イコライザープリセットに関しては、必ずしも良いとは言い難く、いずれのプリセットもイコライザとしては、効きすぎで使いもにならないが、ここは、ある程度ご愛嬌か。
問題は、サウンドエンジンの出来栄えなのだが、今回のバージョンでは、明らかに、前回のバージョンの派手さを軽減させ、より自然な原音に近い音にしつつ、メリハリを残すといった方向性のようで、すっきりして聴きやすく、ひつこさがない音質に仕上がったのではないだろうか。AIMP3.0-Final Versionと、聴き比べても、遜色がなく、良い音に仕上がったのではないだろうか。大抵のプレーヤーでは、音量を上げ過ぎると聴くべくもない音質が、AIMP3.10では、すっきりしたリニアリティーを実現している。
また、音量という意味では、その他のプレーヤーと比べるとゲインのとり方が異なっていて、多少、音圧が高すぎたが、今回のバージョンでは、修正された。
AIMP v3.10 Build 1065 (04.07.2012)
– Fixed: File is moved from the source folder to another one instead of copied when dragging the file from the playlist
– Fixed: Player used to jump over one track after deleting file from the playlist
– Fixed: Incompatibility with Synaptics TouchPad
– Fixed: Incremental search does not work in the bookmarks popup window
– Fixed: AIMP rewrites information about the integration to Windows Registry on applying settings
– Fixed: The exception “Cannot open the file” occurs on multithreading encoding from a file in the WavPack format (+ CUE)
– Fixed: Audio Library ignores the number of playbacks for each file when it generates report about the favourite audio files
– Fixed: Memory leak occurs when working with the MP3 Encoder
– Fixed: Small bugs and defectsAIMP v3.10 Build 1061 (29.06.2012)
* Audio Converter: Displaying the progress of conversion operation in window caption has been added
* Common: Localizations has been updated
* Player: The following equalizer presets has been added: Headphones / Reggae / Ska / Techno– Fixed: Audio Converter incorrectly calculates target sample rate in some cases
– Fixed: Playback cursor does not resets after playlist clearing
– Fixed: Incompatibility with the Skype – its not allow to drop the files on the input box, if its not focused
– Fixed: Bugs with displaying the Equalizer Window when using old skin
– Fixed: Track removes from playing queue twice at the start of playback
– Fixed: Small bugs and defects
相変わらず、サウン効果 – MOD のモード設定には、疑問が残るが、トータル的に音質が向上しているのでよしとしようか。また、今回のバージョンからは、リリースノートには、明確に書かれていないが、アルバムアートワークに対する互換性が上がっており、前回のバージョンで修正された筈の実は完全でなかった部分の修正が施されているようだ。
CPU負荷に関しては、相変わらず高負荷なので、非力なパソコンでは、やはり再生は難しいが、今時のパソコンを使っている限り、そう、苦にはならないレベルとも言える。ただ、音質向上とは、裏腹な部分を承知の上で、もう少しCPU負荷に対する最適化がはかれるとよいと思うのだが、いかがだろう。
(負荷が上がり、コンピュータがうるさくては、せっかくの良い音質がもったいない。)
いろいろな苦言は許してもらいたいが、確実に進化しいるのは確かみたいだ。
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