AIMP v3.10 Build 1051 RC2

AIMP v3.10 Build 1051 RC2

音がいい、AIMP3.10がRC2を発表した。
今回も、前回に同様に主だったところは、バグフィックスが中心。
MP3などで、タグに埋め込まれたアートワークが表示されないという問題は、まだ完全ではない。
CPU負荷は、相変わらず高負荷で、多少重いが、「サウンド効果」のモードセレクトが、ある程度機能している。
期待ほどのものではないが、好みによって、切り替えると良いかも知れない。(曲調によっては、効果あり)

AIMP v3.10 Build 1051 RC 2 (01.06.2012)

* Bookmarks: An ability to sort items in Bookmarks Manager
* Plugins: Support of the Input plugins from Winamp has been improved
* Skin Engine: Text drawing speed is increased twice

– Fixed: Player cuts the value of a track number field, if it is greater than 255
– Fixed: The Cover Arts is read incorrectly from ID3v2.4 in some cases
– Fixed: Skip mode does not work in the “Send To” dialog
– Fixed: Skin Engine – Wrong scrolling step at the ScrollBar element with non-resizeable thumb
– Fixed: Skin Engine – Controls does not receive focus in some cases
– Fixed: Small bugs and defects

今回は、グラフィックイコライザー周辺の効き具合が、変化しているので、前回のバージョンよりも若干レンジを全体に下げないと効き過ぎになる。
この件は、AIMP v3.0の時にもファイナルバージョン周辺で経験しているので、音質の最終調整に入ったのではないかと感じる動きだ。

最終的に、AIMP v3.0で得た方向性をどのような形で進化させるかといったところは、注目してみたいと思う。

AIMP v3.10 Build 1045 RC 1

AIMP v3.10 Build 1045 RC 1 (21.05.2012)

音がいいAIMPが、v3.10のRCバージョンを公開した。
Beta3あたりから、音質が良くなってきているな。と思っていた矢先、ついにメジャーバージョン候補を公開した。
リリースノートは、以下の通り。

AIMP v3.10 Build 1045 RC 1 (21.05.2012)

* Tags – Size of padding between tag and audio data is now limited to 100 KBytes
* Tags – The algorithm of calculating duration of audio files in MP3 VBR format has been improved

– Fixed: Small scratches can be heard while playing track with sample rate greater than sample rate of output device
– Fixed: Bugs with behaviour and displaying of old skins
– Fixed: Incorrect text is displayed for the error, which occurs while output device is initializing
– Fixed: The Equalizer window does not take animation settings into account in some cases
– Fixed: Player doesn’t read audio tag correctly if it size is more than 1 MByte
– Fixed: Playlist hangs on attempt to delete file from the disk in some cases
– Fixed: The “Disable transparency if window is mouse focused” function does not work correctly in some cases
– Fixed: Small bugs and defects

内容は、バグフィックスがほとんどで、ぱっとしないが、いつものお決まりは、こういう時には、音質向上があるもので、その違いは、はっきりとわかるレベルだと思う。
気に入っていたAIMP v3.0 Build 985のバージョンアップをためらっていたのは、先述の通りなのだが、今回のRCバージョンは、AIMP v3.0が、正式リリースとなった時に似た衝撃がある。いつものことながら、正式リリースの直前には、少し派手目の音質に調整される傾向にあるので、今回のバージョンは、少し派手なチューニングを実施しているが、リアル感と音のスピード感があって、ある程度満足レベルではないかと思う。
今のところ、周波数分解能が向上したためか、多少ドンシャリ気味ではあるが、今後に期待できる動きとしては、埋もれていた音を積極的に表に出した感じのする几帳面な印象の出来になっていること。少し騒々しい音ではあるが、捨てがたいところもあって、心地良く、やはり、リサンプリングエンジン周辺の変化か。…悪くない。

こうなるとv3.10の正式リリースを期待してみても悪くないかも知れない。