AIMP v3.50 Build 1270 RC2

AIMP v3.5がRC2をリリースしました

今回のリリースは、以下ように、バグフィックスが中心です。
また、拡張子の関連化のために、新しいWindowsのAPIに基くように改良がなされている模様です。
再生回数によって、流動的にレーティングが変化してしまう為、自分の好みでレーティングを変える場合は、都度、評価し直す必要があります。
今回のリリースは7番目のリリースとなり、Buildナンバーは、1224~1270となっています。

* Player: Hot key for “Switch On/Off Equalizer” command
* Player: New mechanism of file association – now we use solution recommended by Microsoft
* Player: Position of the “Advanced Search” window now stored to config
* Audio Library: New algorithm of rating calculation – rating is now depends from time

– Fixed: Sound Engine – Noise can be heard when playing file with high sampling rate
– Fixed: Player – The “suspend global hot keys” option does not work
– Fixed: Player – Bookmarks cannot be saved in some cases
– Fixed: Player – Queue manager does not save file order after closing the player
– Fixed: Tag Editor – Genre from list of predefined genres does not save correctly to M4A format
– Fixed: Skin Engine – there is no check for corruption of skin package
– Fixed: Skin Engine – An error occurs in some cases when trying to load skin that contains embedded fonts
– Fixed: Skin Engine – Value of the ClipChildren property is ignores when calculating HitTest
– Fixed: Skin Engine – position of equivalent containers with limited sizes calculates incorrectly
– Fixed: Audio Library – Focused file disappears from visible area after sorting
– Fixed: Small bugs and defects

サウンドに関しては、サラウンドバランスを若干調整してきているようです。
RC1に比べ、聴きやすくなっていますが、少し不自然なところが有るかもしれません。
好みの問題ですが、RC1とは、表現方法が違っているので、賛否が分かれるところでしょうが、僕の好みでは、素直に高音質化するべきで、多少、特徴が失われるといった向きは有るかもしれませんが、変な方向に進んでほしくないと思っています。ヘッドフォンでの利用を主体に考えて行くと、このような表現になるのかも知れませんが。
決して悪くないのですが、音質評価用にスピーカーでの再生を考えた場合、少し不都合なところがあるので、より自然で、より良い音といったテーマで改良が進められることを望みたいところです。

前回のHappyメッセージはある意味、重要なブレークポイントだったのでしょう。
サンプリングレートが高いファイルを再生した時にノイズが入るとのことですが、サウンドエンジンを変えていることは、これで明らかとなったのではないでしょうか。

重要なバグフィックスをしているので、RC2がいまのところ、第一選択となるのですが、Finalまでにどのような調整をしてくるかが楽しみです。

AIMP v3.50 Build 1259 RC1

AIMP v3.5ついに本格リリースか

ベータリリースは終了し、RC1がリリースされました。
リリースノート上は、大きな変化はありませんが、音質の微調整に入ったものと考えられます。

* Common: The cover art search now processes the “Cover” and “Scan” subfolders
* Common: Application loading speed has been increased

– Fixed: Common – player ignores “SONGWRITER” field in CUE-sheet
– Fixed: Audio Converter does not write information about replaygain for album to CUE-sheet
– Fixed: Tag Editor – the “skip this file” option doesn’t work in the “Rename” dialog
– Fixed: Skin Engine – position of pinned window calculates incorrectly, if master window is docked to main window
– Fixed: Skin Engine – position of equivalent containers calculates incorrectly in some cases
– Fixed: Skin Engine – bugs in time formatting function
– Fixed: Skin Engine – elements placed on hidden container still visible in some cases
– Fixed: QFI – click on cover art display opens temporary copy of image instead of original
– Fixed: Small bugs and defects

今回のバージョンは、リリース記念バージョン的な扱いなのか、ページトップに、怪しげな Happyメッセージが添えられています。(画面左)”С днем победы”

9may今回は、自信がありそうな印象ですが、音質はどんな感じかと、気になりますよね。
聴いてみた感じですが、ようやく、バランスがとれてきた感じがします。
前回述べた、ジャズの空気感や室内楽のタイムドメインなどの表現が良くなって、まとまって来た印象を受けます。モニターヘッドフォンで聴いてもガチャついたところがなくなっています。
しかし、この手の音質は、モニターヘッドフォンで聴くよりも、スピーカーで鳴らしたほうが、良い感じに仕上がっています。これ以降、正式リリースまでにあまり極端な音の変化が無いことを望みたいところです。
いい出来じゃないでしょうか。

また、インストール画面も、日本語に対応しました。たぶん、多国語対応でしょうね。インストール画面でJapaneseを選択すると、日本語のインストール画面が出ます。2013-05-09_131543

それではまた。