<対策>
/etc/httpd/conf/httpd.conf内の以下の箇所のコメントを外す。
#
# ScriptAlias: This controls which directories contain serverscripts.
# ScriptAliases are essentially the same as Aliases, except that
# documents in the realname directory are treated as applicationsand
# run by the server when requested rather than as documents sent tothe client.
# The same rules about trailing “/” apply to ScriptAlias directivesas to
# Alias.
# #ScriptAlias /cgi-bin/ “/var/www/cgi-bin/” ←赤い#を 外し有効化する
↓
変更
ScriptAlias /cgi-bin/ “/var/www/cgi-bin/”
#
# “/var/www/cgi-bin” should be changed to whatever your ScriptAliased
# CGI directory exists, if you have that configured.
# <Directory “/var/www/cgi-bin”>
AllowOverride None
Options None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
Serversman@VPS yum updateと対策
Serversman@VPSでyum updateを実施した
久しくと言っても、2011-9月にyum updateを実施しているが、その直前では、updateを行うと、BlueOnyxがことごとく文字化けして使いもにならなかったので、やむなく元に戻した苦い経験がある。
その直後にupdateされたパッケージを使うと比較的まともに使えたので、しばらく、これで行こうと思って運用していたのだが、どうも、サーバー負荷が 異様に上がってしまって、どうにも、原因不明なところが多いので、今回、思い切って、Serversman@VPSのyum updateを実施することにした。
Serversman@VPS+BlueOnyxな環境でアップデートをするか否かを迷っているユーザー向けに、yum updateを実施した場合の現象とその後の後始末に関して、書いておく。
yum updateを実施した日は、11月2日で、その後、新しいupdateは、なさそうなので、近い時期にアップデートされたいユーザーの環境とほぼ、同程度の内容になると思われる。
前提条件
Serversman@VPS Standard+エンジニアセット
【アップデートで起こる種々の動作不良に関して】
全て、既出な内容で、対処は比較的簡単なので、以下の手順によって修復すると良い。
また、今回のアップデートを実施しても、重大なトラブルには、ならなかった点を明記しておきたいと思う。
【正常動作の範囲】
【不具合対策と後始末】
1)iptablesのオートリセットへの対策
2)Serversman管理画面(クラウド)が起動しない
3)自前で立てたapache WebDAVが動作しない(書き込み不可)
4)sendmail clientが起動しない
概ねのところ、以上のとおり。
【参考】
今回のyum update対象
追記)
このようなアップデートを実施する場合、毎回、十分な監視を行わないとならず、大変なのだが、筆者の場合、内容によって、アップデートを手動で行なっている。
このような場合、Serversman@DISK (10GB 210円/月:2011-11月現在)を契約しておくと、システム全体のバックアップが可能になるので、そこにバックアップを実施した後に、yum updateを実行することにしている。
ただ、運悪く、リストアをしなくてはならなくなったときは、リストアせざるを得ないのだが、このリストア機能というのも曲者で、MyDTI管理画面から、 リストアを実行して、システム自体のリストアが完了しても、稀に(いつも?)sendmailが文句をいって起動しなくなる。原因は、sendmailに 関係する設定ファイルのパーミッションが規定ではないときに、
などのエラーを吐き出す。
ネットをぶらつくと、この件に対する様々なディスカッションがあるのだが、要は、上記にあるいずれかのファイルのパーミッションが、’何処からでも変更で きる状態になってますよ’と警告を発して、起動していないだけなのだが、いずれのパーミッションを見ても、そんなことはないよ、ちゃんと規定通りにしてい るよ。と思ってしまい、神経質な筆者のようなユーザーは、リストアできてないじゃんって、憤慨して、サーバーを再構築した経験すらある。
結論からすると、それらのファイルが、やはり、そのようなパーミッションになっていたのである。
種明かしをすると、なんと、/. つまり、自分が使っているサーバーのルートパーミッションが、777となっていて、そこを直さない限り、永遠とジレンマに陥るのである。
「えぇ~??マジ??」って、気がついたときには、なんか、ものすごい脱力感があったものである。
なんてことはない。
# cd /
# chmod 755 .
これを実行すれば、良いだけなのだ。
しかし、いい加減にしろと、言いたくなるようなVPSならではの不具合なのである。
これには、まいった。
本来、余談で記述するような内容ではないが、同様に困っているユーザーも多いはず。
なにをしても、ダメと思ったら、ls -la / あたりを実行してみて、もし、.(ドット)が777なんかになっていたら、呪文を唱えると良いだろう。