AIMP v3.50 Build 1277 メジャーリリース

AIMP v3.50 ついにメジャーリリース

音のいいAIMP3が、気になっていたv3.5のメジャーリリースを、ついに発表しました。
今回の発表では前回に続き、比較的少ないバグフィックスを行い、メジャーリリースとしたことになりなす。
前のバージョンより、飛び番でv3.2がv3.5へと飛躍を遂げたわけですが、v3.2からの比較では、音は格段に良くなっていると思います。
また、完成度の低かったライブラリー機能に関しても、操作性が向上しており、一応のところ、オールインワンなプレーヤーになったのではないでしょうか。
むしろ、そのような機能よりも、音に関して期待しているユーザのほうが、実は圧倒的に多いのですが、まずまず、オールインワンなプレーヤーといった位置に有るとは思います。

AIMP v3.50 Build 1277 (19.06.2013)

– Fixed: Common – Some bugs in localizations
– Fixed: Common – Player can’t be associated with file types in some cases
– Fixed: Common – The “All words with capital letter” function change the capitalization of whole word to uppercase in some cases
– Fixed: Playlist – player add files to playlist too long
– Fixed: Tag Editor – Autofilling tags functionality does not work
– Fixed: Small bugs and defects

このプレーヤーは、驚くことに、MusicBeeなどの、超オールインワンプレーヤーとは、あまり、比較されることはありません。MusicBeeはある種、確立したオールインワンプレーヤーでデザインもそこそこなので人気も高いのですが、明らかに、AIMP3とは、毛色が異なるプレーヤではないかと思います。また、Foobar2000のような、多少マニアックで扱いにくいプレーヤーとも違い、音の良さには定評があります。
僕も、このプレーヤーには、過大な期待はせず、そこそこ使いやすく、立ち上がりも軽い高音質なプレーヤーとして期待して来ました。
シンプルなオーディオプレーヤーとして、音が良いことで、人気があると理解しても良いでしょう。

そんなAIMP3なわけですが、なんでも出来て、高機能でも中途半端なプレーヤーとは、ひと味ちがうプレーヤーとしてこそ、期待に値しており、確固たる音へのこだわりが、結実した良いプレーヤだと思っています。

今回のリリースでは、気になっていた音質が、前回のRC2と比べ、より完成域に近づき、一見すると、きらびやかで派手なところが無い控えめな表現になっているのですが、PCオーディオとしての位置では水準の高いものに仕上がったと言えるのではないでしょうか。

今回は、先ずは、彼らの完成を称賛し、これからのことは、あえて書きませんが、これまで期待しいたアコースティックな部分の表現力と、ボーカルのきらびやかさ、あまり主張しないサラウンドバランスなど自然なタイムドメインの理解の仕方は、素晴らしいと言えます。やはり、彼らの耳は確かなのかもしれません。
そういった彼らが、これからどのような方向に動くのかを期待しながら、先ずは楽しんでみようと思います。

それではまた。

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