AIMP v3.55 Build 1324
AIMP v3.55の正式リリースに続き、Bugfix版がリリースされました。やっとスランプを脱出できたのでしょうか。
今回のビルドでは、前回までに指摘していたWebDAV経由での楽曲再生が利用可能になり、AIMP v3.55 RCバージョンから不可能になっていた上記アクセスができるように修正されています。以下の抜粋記事にその記述はありませんが、fixされたようです。
* Sound Engine: The normalization function has been returned, the algorithm has been improved
– Fixed: Sound Engine – application hangs when changing playback position via mouse wheel
– Fixed: Sound Engine – player jumps over track in some cases when set is playing
– Fixed: Common – windows position are shifted at taskbar height after restart if taskbar is placed at top edge of screen
– Fixed: Advanced search – click via middle mouse button does’t select row in the table
– Small bugs were fixed
音質の変化
前回の正式バージョンであるBuild 1320では、音質が劣化してしまいましたが、今回の出来栄えは素晴らしく、前回までのバージョンには間に合わなかった内容が有ったのかもしれません。
音の好みにもよりますが、今回のバージョンならば、期待するだけの範囲にあると思います。
多少スッキリしない音という向きはあるのですが、まずは、この路線で良いのではないでしょうか。
小手先で変にサラウンドバランスを修正することはせず、大変真面目でオーソドックスな作りになっており、デジタル歪を軽減するCacheシステムの動作を存続しながら、デジタル特有の味気なさを回避し、上手くバランスさせた音になっていると思うのですが、いかがでしょう。
例年のクリスマスバージョンのサプライズは何か、楽しみに待ってみようかと少し期待が湧いてきました。
興味があれば、聴き比べてみたらいかがでしょう。
期待しましょう。