# vi /etc/php.ini
以下の、Resource Limitsセクションの457行目あたりに、memory_limit = 128Mと記載されている箇所があるので、
この値を思い切って、16MB程度にしてしまう。
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# Resource Limits #
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; Maximum execution time of each script, in seconds
; http://www.php.net/manual/en/info.configuration.php#ini.max-execution-time
max_execution_time = 30
; Maximum amount of time each script may spend parsing request data. It's a good
; idea to limit this time on productions servers in order to eliminate unexpectedly
; long running scripts.
; Default Value: -1 (Unlimited)
; Development Value: 60 (60 seconds)
; Production Value: 60 (60 seconds)
; http://www.php.net/manual/en/info.configuration.php#ini.max-input-time
max_input_time = 60
; Maximum input variable nesting level
; http://www.php.net/manual/en/info.configuration.php#ini.max-input-nesting-level
;max_input_nesting_level = 64
; Maximum amount of memory a script may consume (128MB)
; http://www.php.net/manual/en/ini.core.php#ini.memory-limit
;memory_limit = 128M
memory_limit = 16M←ここを変更
Serversman EntryでWordPressを使ってみた
Serversman@VPS EntryとWordPress3.2.1
Entry プランで、LAMPな環境を作ること自体、多少無理があるのだが、使用メモリーの軽量化を図って、まずは、動作確認を行ったので、記述しておきたい。
実施したこと
実施にあたっては、Serversman@VPS Entry CentOS-64Bit版 シンプルセットを選択したが、このシンプルセットは、覚悟の上で、”何も入っていない”という条件付きでチャレンジすることにした。
Standardプランで、エンジニアセットを選択すると、もれなく、BlueOnyxな環境との戦いになるのだが、これが、結構な曲者で、PHPのバージョンアップは、苦労すれば、できるのだが、そんな苦労をするよりは、Standardプランを選択して、シンプルセットを組み合わせるというのが、最も軽くて、なかなか良い。
しかし、海外のサーバーで、遅いことは遅いけれども、php 5.2.16 + MySQLデータベースが使え、なおかつ、SSH接続が可能といった、サーバーも存在している。(例:http://www.80code.com/)価格は、480円/月である。
それと、同価格帯のServersman@VPS Entryは、初期費用無し+490円/月と、価格的には値頃感がある。
ただし、保証メモリーが、256MB(最大使用メモリー:1GB)と微妙な設定となっている。
まあ、これで、ファイルサーバー+SSHログインな、環境が手に入るのだから、それは、それで、良いのだが、ホームページ構築といった面では、先のレンタルサーバーのほうが、多少は快適かもしれない。
今回のテーマは、ある程度の制約をすり抜けつつ、果たして、LAMPな環境で、何処までのスペックを維持できるかという物。
・準備編
次に、mysqldのメモリ使用量の節約
以前まではMySQL5.1では「innodb」がデフォルトでは参照されなかったが、MySQL5.5からはディフォルトのStrageEngineとしてInnoDBを使用することになっているため、大幅なメモリ消費量が発生する。(最悪、起動すらしない。)
・MySQLメモリー使用量の削減
以上の設定が終わったら、いよいよMySQLを起動させる。
環境によっては、上記の値は、若干変化するが、MySQLを起動しただけで、メモリー使用量が制限値に引っかからなくすることが、できると思う。
また、必要に応じて、Serversman@VPSの標準機能であるserversman(WebDAV)を起動しないようにしておくとメモリの節約になる。
以上の確認がとれたら、標準的に、MySQL+PHPを起動しても、問題ないと考えるならば、以下を設定しておく。
・最終設定
あとは、通常のように、MySQLを使うことができる。
以上、少し、キツイ設定ではあるが、この環境で、WordPress 3.2.1 を、動作させることが可能である。
あくまでも、単に、動作しただけなので、余裕や価値が見いだせれば、この方法を用いて、上位プランの
・Serversman Standard + シンプルセット
あたりが、バランスがとれて良いのは、言うまでもないが。。
果たして、継続的に、きちんと動作したかについては、又の機会に、掲載したいと思う。